この記事では、髪の切れ毛・枝毛の原因と対策について紹介していきます。
様々なダメージでできてしまった、髪の毛の痛みは治すことはできるのか気になりますよね。
原因も含めて紹介していきますので、是非参考になれば幸いです。
枝毛とは?
枝毛とは髪の毛の水分が失われ繊維が裂けてしまった状態のことを言います。
髪の毛は『メデュラ』『コルテックス』『キューティクル』という層でできています。
大半を占めているコルテックスは、タンパク質や水分をもっている重要な部分となっています。
一番外側にあるキューティクルがダメージにより剥がれると、コルテックスに含まれているタンパク質や水分が逃げだしてしまっているのです。
それによって髪の毛が縦に避けて枝毛となります。
切れ毛とは?
切れ毛も枝毛と同様、大きなダメージにより髪の毛が切れてしまった状態のことをいいます。
髪質が細い人は、枝毛や切れ毛になりやすいと言われており注意が必要です。
枝毛・切れ毛の原因
先ほどにもでてきた『メデュラ』『コルテックス』『キューティクル』について更に説明していきます。
髪の毛の芯ともいえる『メデュラ』は、生まれたばかりの赤ちゃんや髪質の細いひとにはないと言われているようです。
『メデュラ』を包んでいるのが、タンパク質や水分でできている『コルテックス』で、うろこ状に重なり合っています。
一番外側にあるのが『キューティクル』で、とても繊細な部分です。
キューティクルが熱や摩擦により、剥がれるとタンパク質や水分を保持しているコルテックスが逃げ出し痛みの原因となるんですね。
髪の内側に熱や摩擦により空洞ができてしまい、大きな穴などができるダメージホールができてしまいます。
そこから切れ毛や枝毛へと繋がっていくのです。
髪の毛が痛む原因
髪の毛が痛む原因としてあげられるのは、カラー・パーマ・縮毛矯正などの液剤によって髪の毛に大きなダメージを与えています。
ドライヤーやヘアアイロンなどの熱によっても、髪の毛のキューティクルを傷つけ痛む原因となるのはご存知でしたか?
他にも、紫外線や摩擦など日常的に、髪の毛にダメージを与え傷む原因となっているのです。
髪の毛は、意外と繊細で痛みやすいので定期的なケアや扱い方によって痛みを軽減して予防することもできると言われています。
痛みを軽減し、枝毛・切れ毛知らずの髪の毛になるようにしましょう!
枝毛・切れ毛になってしまった時は?
一度枝毛になってしまった髪の毛は、元に戻ることができないので切ってしまうのが一番早いです。
枝毛になっている部分よりも5㎝ほど上の部分を切るのが良いでしょう。
長い髪は特に毛先に栄養が届きにくいので、枝毛の原因となります。
枝毛が多くダメージの多い髪の毛は、一度綺麗に切ってから対策や予防すれば綺麗に髪の毛を伸ばすことが可能です。
枝毛・切れ毛になりやすい髪質はある?
髪の毛が柔らかく細い毛は、枝毛・切れ毛になりやすいと言われています。
コルテックスの密度が低く、キューティクルも薄いので髪の毛も痛みやすくなっているのです。
また、生活習慣が悪くなると髪の毛に良い栄養が届きにくくなるので髪質も悪くなる一方です。
睡眠不足や大きなストレス、バランスの悪い食生活は血流の流れも悪く髪の毛に良い影響をもたらしません。
髪質のためにも生活習慣を見直すのも良いでしょう。
枝毛・切れ毛にならないための対策
①カラーやパーマ剤の頻度を減らす
カラーやパーマの液剤は、アルカリ性でほとんどできておりキューティクルを剥がす役割をもっています。
頻度を減らすと、髪へのダメージも減らすことができますので髪質改善に期待ができます。
美容室で相談しながら、頻度を減らしカラーの後はトリートメントで補ってあげるのが良いでしょう。
②保湿を与える
枝毛・切れ毛にならないためには、トリートメントやヘアオイルなどで保湿をしてあげるのが大事です。
乾燥によってキューティクルが浮いてしまい、浮いているところに摩擦が生じて枝毛ができてしまうのです。
キューティクルが浮いてしまわないように、保湿をしてあげると枝毛や切れ毛を防ぐことができます。
③髪の毛の扱い方に気を付ける
シャンプーをする前に髪の毛をとかしてあげると、髪の毛の痛みを軽減することができます。
髪の毛が絡まった状態でシャンプーをすると、摩擦がより多く生じて髪の毛の痛みに繋がります。
お風呂からあがったら髪の毛を強くこするのはやめて、優しくタオルドライすることを心がけると良いです。
シャンプーの後はブラシでといて根本から丁寧にドライヤーをして、しっかりと乾かしましょう。
塗れた状態で摩擦を与えるのは良くないですが、髪の毛が整っていない状態でドライヤーをすると髪の毛の乾き方がまだらになってしまいます。
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